3月11日の東日本大震災では、多くの方々が被害に遭われました。そして今でも元の生活に戻れない方が多くいます。
何重苦にも苦しむ福島で、今の暮らしについて、てらいのない言葉で語り合うことはとても大切であると感じます。震災後100日ほどがたちましたが、社会へのまなざしの現状を福島から語り合い発信することは、日本中のみならず世界各国が強く求めていると、強く実感します。
語られるべきありのままの福島の現在とは何か。それを有用なディスカッションの中で分かち合い、その上で参加者全員で「連詩」を紡ぎ出し、表へと発していくことは、私たちが震災の本質を見つめながら、新しい共同体への手ざわりを求めていくことに他なりません。
私たちは広く、福島と日本と世界とを語り合う場を求めて止みません。
共に福島を生きましょう。
福島を生きる。
今、どうしたらそれができるだろうか。みんなでそれを語りませんか。目を見つめ合い、前へ進みませんか。手を握りませんか。みんなでこれからのことを考えてみませんか。私たちが心のよりどころにできるような福島の声を、言葉を、みんなで見つけていきませんか。さあ、【詩の学校】に来てみませんか。待っています。
●めあて五箇条
「福島を語る 福島を考える 福島を探す 福島を見つめる 福島を生きる」
講師:和合亮一(詩人)
日時と内容: | ||
平成23年7月30日(土) | 10時~16時頃 | 詩のワークショップ①「詩のやさしい書き方」 詩のワークショップ②「福島を語ろう」 詩のワークショップ③「福島連詩を作ろう」 |
平成23年8月 7日(日) | 13時~16時 | 群読ワークショップ |
平成23年8月15日(月) | 時間未定 | 「福島群読団2011」発表 |
※7月30日に出来上がった作品を、和合講師が構成して群読原稿を作成します。
その原稿を8月7日に練習して、15日に発表する予定です。
場所:福島学院大学福島駅前キャンパス(7月30日・8月7日)、四季の里(8月15日)
参加費:無料
参加について:参加は小学生から大人まで、県内・県外を問いません。また、7月30日と8月7日の両日参加いただいても、どちらか1日だけの参加でもかまいません。8月15日の発表に参加される場合は、8月7日の「群読ワークショップ」への参加が条件となります。
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