DIY FUKUSHIMA!

DIY STARS のサービス終了にともない、2022年3月31日をもちまして、DIY FUKUSHIMA!での新規ご購入受付も終了いたしました。
作品をご提供いただきましたアーティストの皆様、ご購入ご支援をいただきました皆様、あらためましてありがとうございました。

DIY FUKUSHIMA!は、プロジェクトFUKUSHIMA!支援金募集のための仕組みで、音楽家や詩人、アーティストたちが、プロジェクトとの連携により生み出した作品の発表の場でもあります。ここで発表される作品は、投げ銭方式で購入していただくことができます。
作品を購入していただいた代金は、プロジェクトFUKUSHIMA!実行委員会が主体となって開催するフェスティバル、スクール、メディアの活動への寄付金として活用させていただきます。決済にあたっては、楽曲ファイルなどのダウンロード配信システム「DIY STARS」の仕組みを利用しています。

和合亮一/大友良英/七尾旅人/レイ・ハラカミ/U-zhaan 「詩の礫」
UPDATE:2011.07.01

「プロジェクトFUKUSHIMA!」の配信チャンネル「DOMMUNE FUKUSHIMA!」第一回目のライブより収録。録音は郡山市KOCOラジ特設スタジオ。和合亮一の詩と、大友良英、七尾旅人、ユザーン、レイ・ハラカミの即興演奏が時に一体化し時に分散する。その圧倒的なリアリティは聴く者の心を鷲掴みにして離さない。15分のパフォーマンスがこれほどまでに短く感じられるのは奇跡的ですらある!

ARTISTS : 和合亮一(詩と朗読)、大友良英(ギター)、七尾旅人(ヴォーカル、エフェクト、ギター)、ユザーン(タブラ)、レイ・ハラカミ(ピアノ)

遠藤ミチロウ 「オレのまわりは/原発ブルース」
UPDATE:2011.07.01

遠藤ミチロウがこのプロジェクトのために作った新曲2曲! 皮肉と諧謔たっぷりの、かつ驚くべきシリアスな歌詞はミチロウの本領発揮・面目躍如!! ナイフのように鋭利な言葉があなたのハートにザクザクと突き刺さる!! 「オレの言葉で皆殺しだ!」

プロジェクトMADAMGUITAR! 「殺しのシミュレーション/地域マンボ/平成の大震災のうた」
UPDATE:2011.07.01

長見順(a.k.a.マダムギター)がプロジェクト FUKUSHIMA!のために特別作詞作曲した入魂の3曲を、これまた緊急結成したトリオ・グループの一粒一粒の音に精魂込めた演奏でお送りします! 原発も吹っ飛ばすようなマダムギターのうたは元気が出ること請け合い。みんなこれ聴いて元気出せよ~!!! 録音は2011年6月2日、UBiKスタジオにて。久原大河画伯の描き下しイラストジャケットと歌詞付き!

ARTISTS : プロジェクトMADAMGUITAR!(長見順 うた、ギター、ピアノ/大津真 ギター、エンジニア/岡地曙裕 鳴り物、叫び)

映画「39窃盗団」エンディングテーマ FUKUSHIMA! MIX
UPDATE:2011.07.01

録音:GOK SOUND 近藤祥昭 2011年4月
ミックス:大友良英 2011年6月
※映画「39窃盗団」オフィシャルサイト
2011~12年公開予定
監督・脚本:押田興将
出演:押田大、押田清剛、山田キヌヲ、斎藤歩、内田春菊、ベンガル、品川徹、他

ARTISTS : 大友良英(ギター、作曲、アレンジ)、七尾旅人(ヴォーカル)、原田郁子(ヴォーカル)、押田清剛(ヴォー カル)、足踏みタッタ(ヴォーカル)、栗原正己(リコーダー)、松本治(トロンボーン)、江藤直子(足踏み オルガン)、かわいしのぶ(ベース)、芳垣安洋(パーカッション)
39打楽器団:押田興将、押田清剛、今村寿志、高橋大斗

Q&W 「ABCの歌」
UPDATE:2011.07.01

マンガ家&ミュージシャン・久住昌之率いるQ&W(クエスチョン&ワカンナイ)による「アルファベットの順番を覚えるための歌」です。この歌詞は是非お子さんに暗記させたい。これでお子さんは秀才への道まっしぐら! 英語と昭和の歴史が自ずと身に付きます(責任は持てませんが)。さて実はこの曲はあくまで予告編なのでありまして、この後に壮大な、パンチのある馬鹿な曲を準備中とのことです(7月配信予定)。それを期待しつつ、お子さんの学力も期待しつつ、是非お聴きください! 久住昌之本人による描き下しジャケ付き。

ARTISTS : Q&W(クエスチョン&ワカンナイ)=久住昌之(歌・ギター・打ち込み)+WAKA(歌・ギター・打ち込み)
(詞:久住昌之・WAKA・池谷由美子・食欲魔人【takazo】・渡辺由香里・higashi “o’day” mitsuco・寝太郎・辻るき・natarou/曲:久住昌之)

坂本龍一 「静かな夜」
UPDATE:2011.07.01

坂本龍一による、プロジェクトFUKUSHIMA ! への支援楽曲配信! 聴くごとに新たな発見がある壮大なアンビエント音響作品、珠玉の一曲。遥か彼方に息づくビート、サブリミナル的に配置されたノイジーな高周波、穏やかで優しさに満ちたシークェンス…。なるべく大きなスピーカーでお聴きください。微細な部分がより鮮明に聴こえてきます。なお、7月中には大友良英がこの楽曲を解体再構築し、坂本龍一の支援サイト( http://kizunaworld.org )に提供する予定です。

ARTISTS : 坂本龍一

静寂 「いらない/少しずつ」
UPDATE:2011.07.06

2011年3月11日。静寂の、東京での初ワンマン・ライブ・パフォーマンスが、高円寺HIGHにて行なわれる予定の日であった。しかし午後2:46に起こった未曾有の大地震により首都圏の交通機関は全面ストップ。観客はおろか出演者も足止めをくらい、ライブは中止せざるを得ない羽目になった。しかしその約2ヶ月後の5月10日、リベンジ・ライブとして同じく高円寺HIGHで、エナジーを溜め込んだこのトリオによる壮絶なライブ・パフォーマンスが繰り広げられた。この音源はそのほんの一部(2曲)であるが、明らかに3.11以降のパフォーマンスとして観客の脳髄と心を直撃したものである。圧倒的なエナジーと、文字通り「静寂」のダイナミクスを体感いただければと思う。耳を澄まして…。
録音:2011年5月10日/高円寺HIGH

ARTISTS : 静寂=灰野敬二(vocal, cymbals & flute)、ナスノミツル(bass & vocal)、一楽儀光(drums & vocal)

ANLA COURTIS 「FRANKFURT」
UPDATE:2011.07.19

DIY FUKUSHIMA ! の作品第8弾はなんと日本の裏側、アルゼンチンはブエノス・アイレスからアンラ・コーティス !! しかも37分もの未発表トラック(CD1枚分/1曲)を送ってくれた。今年(2011年)2月に来日し、様々なこちらのミュージシャンと共演してツアーに回ったのも記憶に新しい。「FRANKFURT」は2005年に文字通りフランクフルトのライブからの未発表音源。エレクトリック・ギターを中心に、ポケット・テルミン、アルゼンチンの民族楽器などを使用し、ミニマルで瞑想的なサウンドを聴かせてくれる。じっとこのサウンドに身を任せてみよう。アンラの「福島の人々に捧ぐ」というメッセージとともに。
(※ANLA COURTIS=ブエノス・アイレス生まれの音楽家。主にエレクトリック・ギターをプレイするが、他に多様な楽器(やマテリアル)も演奏する。1996年にミゲル・トマシンらと共にブエノス・アイレスの伝説的エクスペリメンタル・グループ「レイノルズ/Reynols」を結成。レイノルズ名義だけでも100枚以上の作品をリリースし、個人でも世界中の様々なミュージシャンとジャンルを問わず共演、デイスコグラフィカル・データも膨大な数に上る。アルゼンチンの音楽の懐の深さを体現する重要人物。)

ARTISTS : ANLA COURTIS

吉田達也 「浄土が浜」
UPDATE:2011.07.21

一発目の音からグッとクるソロ。未発表曲。元々は磨崖仏レーベルよりソロ曲としてアルバムに収めようとしていた楽曲を、今回特別に提供していただきました。吉田達也なのに変拍子皆無!の新境地を見せつつ、それにもかかわらず隅から隅まで吉田達也!な素晴らしい楽曲。印象的なベースラインとそれに絡まるさまざまなノイズやメロディラインが実に心地良く、しかも底抜けに明るい! 必聴です。

ARTISTS : 吉田達也

今西太一 「にっぽん」
UPDATE:2011.07.28

今西太一が、心を込めて歌います! 福島を、東北を、日本を。元々は今年(2011年)の4月に福島市MATCHBOXでのライブや福島のTV「サタふく」での番組生出演が予定されていましたが震災でMATCHBOXの営業の見通しが立たず、さらに番組も急遽変更になりキャンセル。そんななかで出来た曲が「にっぽん」。このヴァージョンは7月になってようやく福島入り出来た今西太一がTV番組「サタふく」で歌ったものです。自らのハートを絞り出すように歌う姿に、感動を禁じ得ません!!

ARTISTS : 今西太一

sim 「gidra」
UPDATE:2011.08.01

今年(2011年)中にニュー・アルバムを発売予定のsim。そのうち一曲に大島がアルバム収録とは全然違うミックスとエディットを施した一曲。大谷による飛び交う電子音とノイズ、植村のグルーヴ感満点のドラム。その狭間を縫うように大島独特の「sim仕様ギター」が鋭利に鳴り響きます。永遠に聴いていたいような心地良い分裂気味のアレンジ/ミックスと、sim ならではの絶妙なグルーヴ! このダウンロードサイトのみの発売となります。

ARTISTS : sim(大島輝之 -guitar、大谷能生 -electronics, etc.、植村昌弘 -drums)

牧野琢磨 「組曲:ノー・マンズ・ランド/アイ・ワズ・セッド」
UPDATE:2011.08.05

湯浅湾、NRQ、などで独特のギターを弾く牧野琢磨の曲。ヴォーカル、フルートとして、ヴィヴィッドな歌でハートを捉えてやまないmmm(ミーマイモー)が参加。捻れたカントリー・ブルース・スタイルのギターと美しい歌とフルート…かと思いきやフィードバック・ギターの後につながるどこか憂いのある曲調…そしてまたフィードバック、と捉えどころがないけど、どうしようもなく心に引っかかる7分20秒。かなり面白いっす!!

ARTISTS : 牧野琢磨(作詞・作曲、エレクトリック・ギター)、mmm(ヴォーカル、フルート)/録音・ミックス:片岡敬

Rebels Ground 「National Isolation ~粗にして野だが卑にあらず~」
UPDATE:2011.08.09

Rebels Ground は福島出身/在住のアーチスト。3.11から5ヶ月経過し、まだ行政は具体的な除染や避難している人々への対応具体案を明らかにしない。中央のために地方がないがしろにされ、人の命や自然の美しさよりも中央の経済を優先させる。そんな焦りと切実感がひしひしと伝わってくる素晴らしい楽曲。添付されている写真や言葉を見ると3.11以降に作られたと錯覚されるかも知れないが、この曲は実は3.11以前に作られたもの。原発事故以降、世界にその名が知れ渡ってしまった「Fukushima」。彼らはずっと福島だ。サウンドと言葉にそれを感じ取っていただきたい! 福島からの強烈なメッセージである。

ARTISTS : Rebels Ground<Abe Yuta(sounds)+Tanji Kazuya(words)>

おおたか静流、久米大作、梅津和時 「東北」
UPDATE:2011.08.22

3.11震災を受けて、仙台出身の梅津和時が書いた美しすぎる名曲。すでにYouTubeでは「サックス・ソロ・ヴァージョン」と「新大久保ジェントルメン・ヴァージョン」が公開され、さらにDIY HEARTSでは熊谷和徳(タップ・ダンス)とのデュオ・ヴァージョンがお聴きになれますが、今回の「東北」は決定版ともいえるヴォーカル・ヴァージョン。もう涙なしには聴けないヴァージョン。涙がとめどなく流れるヴァージョン。これほどまでに胸がしめつけられる曲があっただろうか! 大推薦!

ARTISTS : おおたか静流(vocal)、久米大作(piano)、梅津和時(clarinet)

Q&W 「脈絡なく行こう!」
UPDATE:2011.08.26

福島のために突っ走る! と宣言し、送られてきた楽曲とジャケットは極めつけの強力なバカウタとアホジャケ! 久住昌之とWAKAによる、配信第二弾登場! 制作に4年の歳月を費やした『ミュージコミクス』(地底レコード)がリリースされ、ノリにノってる久住昌之、バカウタの創作威力が止まりません。年末までひとつずつ配信して行く予定です。今回は明るく脈絡のないPOPな勢いある歌と演奏。紅白歌合戦出演希望!
詞:久住昌之/曲:久住昌之+WAKA
歌と演奏:久住昌之(歌、生ギター、ブルースハープ)、WAKA(歌、生ギター)、Shake(キーボード、ベース)、栗木健(ドラム、パーカッション)

ARTISTS : Q&W(クエスチョン&ワカンナイ)=久住昌之&WAKA

「こどものみらい いん ふくしま」
UPDATE:2011.08.30

2003年の「ヴァイブレータ」(主演:寺島しのぶ)で数多くの映画賞を獲得し、海外での評価も高い廣木隆一監督による映像に、大友良英がアコースティック・ギターによるこの上なく美しい音楽を付けたショート・ムーヴィー。子供たちは等価にピュアであるはずなのに、3.11以降のわれわれの目には全く違った映像に見えてしまう。二重にも三重にも複雑化された大人の作り出した世界の中で生きざるを得なくなった福島の子供たち。大自然とともにたくましく遊び、学ぶはずだった福島の子供たち。彼ら/彼女らを淡々と映し出すことによって3.11以降の変わり果てた現実を強烈に意識させる、廣木=大友コンビの真摯なメッセージ。
廣木隆一監督から:「僕は福島で生まれて福島で育った。別に格別に郷土愛がある訳ではないし、今までは、その反対だと思う。福島を誇りに思うことも格別あったわけではない。ただ、今、福島県の中に、いや、日本の中に、立ち入り禁止区域が出来た事が衝撃だった。僕は、子供の時に、映画館に行く事が楽しみだった。勿論、田んぼや公園で野球をする事も楽しみだった。それらのことを、今の子供達が出来なくなる事にはしたくなかった。ショートムービィーを撮る事は、今、僕に出来る一つの事だと思ったし、今の気持ちを記録する事も映画に携わって来た僕の責任のような気もした。僕がいつもやってる映画のスタッフの中にも当然、福島出身のスタッフもいて、出身地も関係なくスタッフが背中を押してくれたのも撮るきっかけになった。今回、ご協力いただいた福島県の子供たち、保護者の皆様には、感謝をしております。」

ARTISTS : 監督:廣木隆一、プロデューサー:湊谷恭史、音楽:大友良英

minga4 「La Maravilla 素晴らしき人生」
UPDATE:2011.10.19

早坂紗知率いる “minga”、アルバム未発表曲の登場! 2011年7月7日、甲府桜座でのライブより収録。全編心地の良いパーカッションが響き渡り、ベースがボトムを締める上に、ピアノとアルトサックスの明るい音色が動き回る、粋な楽曲と演奏です。震災のあった3月にminga4の新作アルバム “Ardiente!” は発売されましたが、この曲は震災/原発事故を受けて福島や被災地へのエールとして、アルバムには未発表ながらライブでは必ず演奏されている曲です。笑顔が溢れるような鮮烈なこの曲は早坂紗知の作曲によるもの。ジャズ/ワールド音楽ファンのみならず全ての音楽ファン必聴!!
早坂紗知公式HP

ARTISTS : minga4=早坂紗知(alto sax)、吉田桂一(piano)、永田利樹(bass)、コスマス・カピッツァ(percussion)

Q&W 「猛烈にUN Co.が肢体」
UPDATE:2011.11.02

「プロジェクト・フクシマ! 用Q&Wの決定版超問題作『猛烈にUN Co.が肢体』が完成したので、ジャケットと共にメール便でお送りしました。」と久住昌之氏からメールが来て、ファイルを開けて聴いてみると激しく衝撃を受けた。「バ、バカ極まりない……」。
ある意味衝撃、ある意味脱力。これほどの破壊的な歌詞がかつてあっただろうか!? 自ら「超問題作」と形容したその言葉に偽りはない。楽曲と演奏は大真面目なのに歌詞がバカすぎる、これは故・フランク・ザッパを想い起こさせる。シカメッツラをするオトナもいるでしょう。子供は大喜びでしょう。一度聴いたら脳内再生が止まりませんのでDLすると後悔しますよ、きっと…。それでもいいと言う方は是非DLを!!

ARTISTS : Q&W(クエスチョン&ワカンナイ):WAKA(Vocal, G.Guitar)+久住昌之(Vocal, A.Guitar, E.Guitar).
Shake(Keyboard,Programming), 栗木健(Percussions,Sounds)
Special Guest : 阿部大輔(Shakuhachi)
作詞作曲 : WAKA

antennasia 「Female River (On Your Radio version) / Passion Show / Stareater」
UPDATE:2011.11.09

san(vo)とNerve(prog)による不可思議なユニット、antennasia。既発表曲ですが、少しでもプロジェクトFUKUSHIMA!の助けになれば、との思いから作品を厳選して提供させて頂きました。詞を伴わない歌唱で環境破壊を表現した”Female River”など3曲。
http://www.antennasia.com

ARTISTS : antennasia

Q&W 「X’mas to X’mas」
UPDATE:2011.12.05

クリスマス・ソングの要素「全部盛り」! 今どきこんなバブリーなクリスマス・ソングはありません! おなじみQ&Wがこの暗い世相に、敢えて世に問う80年代痛快丸かじりのゴージャズなクリスマス・ソング! ピカピカだった80年代にど真ん中を疾走してきた方々や、その裏で暗い青春を送ってきた方々双方に、複雑な笑いを誘発させます。新さん(注1)には「しゃらくせぇ」などと言われ、豪快さん(注2)には怒られるであろうQ&W。一体どこまで行くのか、Q&W。とはいえ歌詞の内容はちょっぴり切なく、演奏内容はサイコー! このアンバランス加減がQ&Wなのです。なのです。(注3)
以下、久住昌之本人の弁です。
一年前のクリスマスに地下鉄の駅で偶然、久しぶりに出会ったふたり。お互いあぶれ同士ですぐ付き合うことになったものの、今年のクリスマスイヴの前に致命的なケンカしてしまった。ジャスト1年でこの恋物語。プレゼントは買っちゃったし、ホテルも予約しちゃってあるのに、どうしよう? もうボクたち、ホントにダメなのかな? カウントダウンまでに、ドラマみたいにウマくいかないかな? という未練たっぷりの男の子のストーリークリスマスソングです。歌詞カードを見ながらのほうがより楽しめるかも。
(注1)マガジンハウス刊『新さん』(泉昌之)
(注2)青林堂刊『豪快さんだっ!』他(泉昌之)
(注3)「意志を売る」<青林堂刊『天国や地獄』(泉昌之)所収>
ジャケットデザイン:西野直樹
チョロギキャップ制作:創木希美

ARTISTS : Q&W(クエスチョン&ワカンナイ)
WAKA : 歌、生ギター
久住昌之 : コーラス、生ギター、エレキギター
Shake : シンセサイザー、プログラミング

ナスノミツル 「troubles/troubles dub-edit」
UPDATE:2011.12.28

Altered States、是巨人、unbeltipo、静寂…。重要なバンドには常にこの男がいる。ベーシスト・ナスノミツルのソロ作品。2009年10月2日、高円寺ShowBoatで行なわれたナスノ企画ライブ・イベントの際、来場客全員に配布された未発表CD-Rを新たにリマスターし直して配信。アンビエントとフィルタリング。この二つをキーワードに作られたナスノらしい楽曲の “troubles”、その曲をdoubtmusic社長がぶった切ったりコピペしたりノイズを被せたりして作ったのが “troubles dub-edit”。可能であればDL後CD-Rに焼いてオーディオ装置で爆音で聴かれることをお薦めします。MP3の限界はありますが。
recorded on 17 Jan.2009
composed & played by nasuno
dub edit & mastered by numata jun
for 8 Feb. 2009 “nasuno special” @ Koenji ShowBoat

ARTISTS : ナスノミツル(bass, effect and programming on 1 & 2)、沼田順(edit and noise on 2)

Rebels Ground 「蜘蛛の糸」
UPDATE:2012.01.23

福島出身/在住のRebels Ground、「National Isolation ~粗にして野だが卑にあらず~」に次ぐ第二作目の配信。行政と大手メディアが今まるで原発事故など忘れ去ったかのように振舞い、原発輸出、稼働60年方針などといったありえないようなニュースが飛び込んでくる中にあって、Rebels Groundの文学的な言葉や筋の通ったトラックにはやはり共鳴できる部分がある。ナイーブな怒りではなく、より複雑化した内に秘めた怒りに胸を打たれる。
「問答の最中 手に入れた答えは、敵は内側に宿る弱さって事だった」~福島からの発信に注意深く耳を傾けたい。
ARTISTS : Rebels Ground<Tanji Kazuya(words)+Abe Yuta(sounds)>

NAMAZ vs EMI FUJINO 「Manipulated Hero ~another story~」
UPDATE:2012.02.20

スラッシュメタルを基調としながらも、常に進化し続ける独自の世界観で、地元福島を拠点に数々のコンピレーションアルバムに参加しているNAMAZ。2010年にリリースしたアルバム「MANIPULATED JUSTICE」に収録されている楽曲を、RODS、Repeat等で活躍している藤野恵美(Key)と共にリメイク。単にスラッシュの枠に収まり切らない、より奥の深い、本編とは異なるもう1つの物語として再生した。ドラマチックに展開する6分47秒の楽曲の中に彼らの力強い意志を感じ取っていただきたい。
オリジナルの楽曲が収録されているアルバムはこちら

ARTISTS : NAMAZ vs EMI FUJINO

T.美川 「夜、池袋の夜」
UPDATE:2012.02.25

非常階段、インキャパシタンツ、近年は独自のスタンスで様々なセッションを続けるノイジシャン・T.美川の強力なノイズ・ソロ登場! ノイズ/電子音一筋30年。その一貫したノイズ音響は、凶暴だとか極悪だとか、そういったステレオタイプの表現をすでに軽々と超越してむしろ美しい佇まいさえ感じさせるものだ。とにかく全篇圧巻ノイズの洪水。フルテンにて鼓膜と脳髄直撃。カッコ良すぎて失禁&爆死の23分! ライブ一発録音。オーバーダブ/エディット一切なし。

録音日:2011年6月25日
録音場所:南池袋ミュージック・オルグでのライブ・パフォーマンス。
録音者:mmm
共演:mmm with かえる科(細馬宏通、木下和重、宇波拓)、表現(Hyogen)x 酒井幸菜
主催:須永菜穂子

ARTISTS : T.美川

三角アンサンブル 「きみの庭/さんさんと降る」
UPDATE:2012.03.01

2011年9月に『幻滅した』をリリースし、言葉と音の追求を更に深める中原中也賞詩人・三角みづ紀。彼女が DIY FUKUSHIMA ! のために岩見継吾(Oncenth Trio, 林栄一Gatos Meeting, etc. ex.ミドリ。福島出身。)、井谷享志(ライブラリ, 三角みづ紀ユニット他多数のグループに参加)と共に新録音した朗読とソングの2ピースは、彼女の紡ぐ言葉の美しさと抑揚の面白さが際立つ詩篇、シンプルなメロディと言葉に絡む演奏に惹き込まれる歌篇。短いながらもこのアンサンブルの持つ魅力が十分に溢れ、生々しい録音とも相俟って、一度聴いたらハマってしまう魔力があります。いっしょにDLできる美しい絵は渋さ知らズでもおなじみの画家・青山健一によるもの。

録音:2012年2月14日@APIA, 東京

ARTISTS : 三角アンサンブル
(三角みづ紀 vo, 岩見継吾 b、井谷享志 ds)

もんじゅ君「もんじゅ君音頭」
UPDATE:2012.04.29

なんと! ツイッターでおなじみ、もんじゅ君(@monjukun)の楽曲です!! 正真正銘もんじゅ君の楽曲です!!! びっくりマークがだんだん増えてまいりますが、ニコニコ言論コロシアム(2012年4月29日)でストリーミングされたものの完全ヴァージョン(しかもミックス違い!)。リアルでシビアな内容を脱力感満載で楽曲にするもんじゅ君の面目躍如! 是非お楽しみください!!

もんじゅ君音頭SOUNDCLOUD

作詞・作曲=もんじゅ君
唄:敦賀まり
合の手:もんじゅ君
演奏:サイクル池田とプルサーマル・オーケストラ

浜田真理子「遠い場所から」
UPDATE:2012.06.08

2011年12月7日、渋谷WWWでのライブ音源より。DAXのアーカイブに上がっているものと同様ですが、このヴァージョンはzAkによるミックスで音質と臨場感が向上しております。 「遠い場所から」は浜田真理子の新曲であり、アルバム未発表曲です。胸を突き刺すそのストレートなメロディと歌詞に打ち震えてください!! 付録としてジャケットと、浜田真理子本人の手書き歌詞カードと、思い切り楽屋落ちな直筆マンガ(これも浜田真理子が描きました)が付きます。直筆マンガは本当に楽屋落ちですのでわかる人にはわかりますが、わからない人にはさっぱり分かりませんので「浜田真理子直筆」にのみ価値を見出していただければと存じます。

DJ ギタリスト a.k.a. out-dub-misc「1.AKB69 2.きゃりーぱこぱこ」
UPDATE:2013.06.01

謎の人物の謎の音源。しかもDJだかギタリストだか意味不明な仮名を使用し、タイトルもまるでオマージュとは思えないヒドいもの。一般の音楽好きには是非DLしていただきたくない、気がふれたようなカットアップ、フリー、ノイズ、モンド、な音である。曲によってSGとテレキャスを使い分けるという、この手の音楽にとってはこれまた理解不能な録音。しかもジャケットとか写真のおまけDLファイルも一切無し。サービス精神のかけらもない。どこの馬の骨だか分からないようなこういった音源を許容するDIY FUKUSHIMA ! をむしろ絶賛されたい。が、一部のマニアにとってはかなりヤバい音源。

演奏:DJ ギタリスト a.k.a. out-dub-misc(guitar, radio, oscillator, devices)

プロジェクトFUKUSHIMA!「ええじゃないか音頭 (short version)」
UPDATE:2013.06.10

2013年のフェスティバルFUKUSHIMA ! は「納涼!盆踊り」です。でも、単なる盆踊りじゃない! 歌も曲も踊りも全てオリジナルの盆踊り、新しい盆踊りです。作曲は大友良英、作詞はプロジェクトFUKUSHIMA ! メンバー。いかにも大友らしいイントロにはじまり、通常の音頭にはないサビメロ。楽しいですねー!! 今年(2013年)の8月15日は是非福島市街なか広場で開催される新しい盆踊りに来てくださいね。そしてみんなで新しい盆踊りを楽しく踊ろうじゃありませんか! 替え歌大歓迎! 私たちもこれからさらに歌詞やラップまで書き足してロング・バージョンを発表する予定です。近日中に振り付けも完成しますので、とりあえずこの音頭をダウンロードしてメロディを覚えてね! カラオケ、歌詞、メイキングの動画もついてます。

【作詞】プロジェクトFUKUSHIMA!
【作曲、プロデュース】大友良英
【唄】 長見順(マダムギター)、遠藤ミチロウ
【演奏】 大友良英(ギター、アレンジ)、長見順 a.k.a.マダムギター(ギター)、近藤達郎(ハーモニカ、オルガン)、江藤直子(ピアノ)、大口俊輔(アコーディオン)、富山恵理子(グロッケン)、松本治(トロンボーン、トランペット、金管アレンジ)、鈴木広志(サックス、フルート、リコーダー、木管アレンジ)、江川良子(サックス、クラリネット、リコーダー)、 木村仁哉(チューバ)、ナスノミツル(ベースギター)、仙波清彦(パーカッション、パーカッション・アレンジ)、小関純匡(パーカッション)、小林武文(パーカッション、チャンチキ)、谷口雄介(パーカッション)、Izumi(パーカッション)、岡地曙裕(ドラムス、パーカッション)
【コーラス】長見順、遠藤ミチロウ、大友良英、近藤達郎、江藤直子、大口俊輔、松本治、木村仁哉、ナスノミツル、仙波清彦、小関純匡、小林武文、谷口雄介、Izumi、岡地曙裕、柏木友紀、佐藤久美、富山明子、沼田夕妃、佐藤隆範、森彰一郎、森富一喜
【録音】エンジニア 近藤祥昭 / スタジオ GOK SOUND 吉祥寺 2013年5月28日、6月3~4日

浜田真理子「はためいて」
UPDATE:2013.06.14

2012年のプロジェクトFUKUSHIMA ! のメインテーマ「FLAGS ACROSS BORDERS」に共鳴した浜田真理子の書き下ろし作品。浜田真理子曰く「清水の舞台から飛び降りる気持ちで『ふるさと』という強力な言葉を初めて使うことができた」。 2012年8月20日、郡山市のヤマハ・コンサートサロン・ライブで、大友良英とのデュオで福島での初演。聴く者皆号泣! なおこのバージョンは2013年7月24日に美音堂より発売になる浜田真理子の新譜『But Beautiful』に収録されます。聴いてください! 泣いてください!!
【歌と演奏】浜田真理子(vocal, piano)、大友良英(guitar)
歌詞、レア写真付き。

DJ まほうつかい a.k.a.西島大介「Don’t Let Me Meltdown」
UPDATE:2013.06.27

2013年プロジェクトFUKUSHIMA ! のメイン・ヴィジュアルを担当する西島大介が、DJまほうつかいという名義で音楽活動をしていることはもちろんご存知ですよね? そのDJまほうつかいの、なんとピアノ・ソロ音源! 2011年3月の原発事故を受けて作ったオリジナル曲です。ライブでは定番曲になっているこの曲、「がっかりさせないで=Don’t Let Me Down」(ビートルズ)ならぬ、「メルトダウンさせないで」。でも最後に演奏がメルトダウンしてしまうというとても楽しい曲。『すべてがちょっとずつ優しい世界』(講談社)の世界観にも通じる、滲みる曲でもあります。「DJまほうつかい、ピアノを弾く。」の写真と西島大介によるイラスト・イメージ「hikarinoki」付き。

グッドモーニングマダムギター「せっかちな男」「夏に生まれた夏子さん」
UPDATE:2013.07.16

マダムギターこと長見順のスペシャル・ユニット「グッドモーニングマダムギター」の由来は雪の降る寒い早朝に集まって録音したということから名付けられました。「夏に生まれた夏子さん」はゆったりしたビートの、ダブルミーニング・ブルーズ。恋しい夏を歌ったホントにステキな曲! 一方「せっかちな男」は文字通り畳み掛けるようなビートにブラス・アレンジが光り、歌詞もマダムギター本領発揮!な一曲。またまた、元気が出ますねー!!!
クレジット・・・ギター、うた:長見順/アルトサックス、クラリネット:小森慶子/トランペット:渡辺隆雄/トロンボーン:松本治/トロンボーン、キーボード:青木タイセイ/ウッドベース:東郷ケイジ/ドラム:岡地曙裕
※マダムギター本人からのコメント・・・10年以上前に作った唄をアレンジしてみました。当時はまだ携帯電話もない時代、いわゆる、グルグルのヒモで繋がっている黒電話ですね、もっというと 留守電もない時代・・ドキドキして電話に出たもんです、元気かな、夏子さん(今は天国ですが。)

遠藤ミチロウ「オデッセイ・2013・SEX・フクシマ」
UPDATE:2013.08.02

1985年に発売されたMichiro, Get The Help ! / Odyssey 1985 SEX の、タイトル曲の2013年版。遠藤ミチロウの出身地・福島県二本松市の訛りと方言で構成された貴重なヴァージョンです。過去にライブでは福島弁で何度も歌われていたものの、音源として発表されるのはこれが初です。これがパンクなのです! これが遠藤ミチロウなのです! 感涙必至、約8分に及ぶ福島弁ヴァージョンにみなぎる力強さは全くハンパないです。これを聴くと「標準語」の味気なさが逆にクローズアップされるような気もします。日本、いや世界を撹拌させる貴重な一曲!! 歌詞付き。(オリジナルの歌詞とは若干違います。福島弁ヴァージョンと対比してお楽しみ下さい。)
Icon Photo : Osamu Kikuchi

プロジェクトFUKUSHIMA !「ええじゃないか音頭(long version + karaoke)」
UPDATE:2013.08.02

ええじゃないか音頭のロング・ヴァージョンです。すでに YouTubeにも振り付けの教則ムーヴィーがアップされておりますが、こちらの配信版はカラオケ付きになりますので、自由に歌詞をつくって歌ってみるのもご一興かと思います。約12分にも及ぶ「ええじゃないか音頭」ロング・ヴァージョン、2013年8月15日はみんなで歌おう、踊ろう!

【作詞】プロジェクトFUKUSHIMA!
【作曲、プロデュース】大友良英
【唄】 長見順(マダムギター)、遠藤ミチロウ
【演奏】 大友良英(ギター、アレンジ)、長見順 a.k.a.マダムギター(ギター)、近藤達郎(ハーモニカ、オルガン)、江藤直子(ピアノ)、大口俊輔(アコーディオン)、富山恵理子(グロッケン)、松本治(トロンボーン、トランペット、金管アレンジ)、鈴木広志(サックス、フルート、リコーダー、木管アレンジ)、江川良子(サックス、クラリネット、リコーダー)、 木村仁哉(チューバ)、ナスノミツル(ベースギター)、仙波清彦(パーカッション、パーカッション・アレンジ)、小関純匡(パーカッション)、小林武文(パーカッション、チャンチキ)、谷口雄介(パーカッション)、Izumi(パーカッション)、岡地曙裕(ドラムス、パーカッション)
【コーラス】長見順、遠藤ミチロウ、大友良英、近藤達郎、江藤直子、大口俊輔、松本治、木村仁哉、ナスノミツル、仙波清彦、小関純匡、小林武文、谷口雄介、Izumi、岡地曙裕、柏木友紀、佐藤久美、富山明子、沼田夕妃、佐藤隆範、森彰一郎、森富一喜
【録音】エンジニア 近藤祥昭 / スタジオ GOK SOUND 吉祥寺 2013年5月28日、6月3~4日